「黒」好き必見!黒パイプ3種類を比較!

●なぜスペーシアには黒パイプが3種類もあるの?

スペーシアパイプの中で、カラーに「黒」があるパイプは下記の3種類です。

標準パイプ-マットブラック(SPS-BK)

静電パイプ-ブラック(SPD-BK)

クリアコートパイプ-パールブラック(SPT-PBK)


これらのパイプ商品は、色こそ黒で同じですが、特徴・機能が異なります。
ぜひ、その特徴や機能を把握し、用途やお好みに合った「黒」パイプが選択できるようこの記事がお役に立ちますと幸いです。


◎それぞれのパイプの特徴について

<①標準パイプ-マットブラック(SPS-BK)>

標準パイプはスペーシアパイプの中の定番パイプで、溶融亜鉛メッキ鋼管にAAS樹脂を被覆しています。

標準パイプのマットブラック色だけの特徴として、表面にざらつきがあり、他の色の標準パイプにはあるツヤがありません。ざらつきは視覚的にもわかる程度のもので、もちろん手で触ってもわかります。


標準パイプのマットブラック色の最大のメリットは、プラスチックジョイントの溶着固定ができること。スペーシア専用接着液は、パイプの被覆樹脂とジョイントの内面の樹脂を溶かして溶着しますが、溶着できるのはAAS樹脂です。

標準パイプの被覆樹脂はAAS樹脂なので、プラスチックジョイントと組み合わせることができます。


<②静電パイプ-ブラック(SPD-BK)

標準パイプと比較すると、パイプの表面はツヤがあり、手触りも他のパイプ同様ツルっとしています。


本来は静電対策品として用いられるパイプですが、標準パイプのマットブラックが登場するまで、静電パイプのブラックを代わりに使用するお客様も多くいらっしゃいました。

ただ、静電パイプの被覆樹脂は導電ABS樹脂であり、プラスチックジョイントの溶着固定ができないため、メタルジョイントやユニプラジョイント、ユニプラ・ライトジョイントといった、締め付けて固定するタイプのジョイントを使用する必要があります。

※静電対策品としてのご利用には、メタルジョイント(メタリック)を使用する必要があります。

<③クリアコートパイプ-パールブラック(SPT-PBK)>

クリアコートパイプは、ABS樹脂の上にアクリル樹脂コーティングが施されており、汚れや傷がつきにくく美しい光沢があるのが特徴のパイプです。

屋内のインテリアや店舗什器など、おしゃれで高級感のある雰囲気に仕上げたい時などにおすすめのパイプです。


アクリル樹脂コーティングにより、プラスチックジョイントの溶着固定ができないため、静電パイプ同様締め付けて固定するタイプのジョイントを使用する必要があります。


▼比較早見表

上記でお伝えした内容を簡単な表にまとめました。どの黒パイプを選択すればいいか迷った時は、この表を参考にしてください。



★黒系パイプ・ジョイントの参考動画

(参考動画)スパシ男DIY「DIYを黒でカッコよくキメよう!スペーシアパイプ・ジョイントの「黒」がおすすめ!」